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キャッシングの基礎知識「返すことを考えて借金する」
キャッシング比較ランキングが提供するキャッシングの基礎知識。今回は「返すことを考えて借金する」です。皆さまの参考になれば幸いです。
- キャッシングの基礎知識「返すことを考えて借金する」
- キャッシングなどの借金をするときは、借りることだけで頭が一杯で、返すときのことを考えていない人がいます。
借金のトラブルのほとんどは、これが原因といっても過言ではありません。
贈与ではなく借金である以上、いずれは返済しなければなりません。
借金を返済しなかった場合には、借主は債務不履行責任を負うことになります。
契約書に、期日に返済がない場合の損害賠償額の予定の定めか、または契約に違反した場合の違約金の定めが特約として入れてあることがあります。
キャッシングなどの貸金業者からの借金であれば、これらの定めは必ず入っています。
損害賠償額の予定は利息制限法の制限利息の1.46倍を超えない限りは有効ですから、これを元金や利息と別に損害賠償として貸主に支払うことになります。
また、分割払いの約束をしていた場合に、月々の支払いが滞ったときには、貸主から「何月何日までに支払え」という催告が来ます。
これに対して、その日までに支払いをしなければ契約が解除され、残金の全額を一括で支払わなければならなくなる場合があります(期限の利益喪失)。このように、借金の返済が滞るとさらにキズが深くなるだけなのです。

友人からの借金を踏み倒したら、いずれ周囲からの信用をなくして行き詰まります。
キャッシングなどの貸金業者からの借金であれば、いつまでも逃げきれるものではありません。
一定期間貸主からの強制執行など何の請求もなければ、消滅時効によって借金はなくなります。
しかし、貸金業者からの借金であれば、ほとんどの場合は時効を中断させる手段を取ってきます。
返済をしないで放っておくと、被告として法廷に立つことになるかもしれません。
最終的には給与の差押えや、財産の強制競売を受けることもあります。
しないで済むなら、借金はしないにこしたことはありません。
借金は止むを得ない場合だけにしてください。まして返済の予定が立たない借金は絶対にするべきではありません。
<続く>
借金地獄に陥らないためには、なるべく借金をしないことが良いのは当然として、どうしてもキャッシングなどを利用しないといけない場合でも、なるべく低い金利で、なるべく信頼のおける金融機関を利用するのが鉄則です。
参考になさってください。
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