TOPページ > キャッシングの基礎知識「金融機関による金利の違いはどれくらい?」
キャッシングの基礎知識「金融機関による金利の違いはどれくらい?」
キャッシング比較ランキングが提供するキャッシングの基礎知識。今回は「金融機関による金利の違いはどれくらい?」です。皆さまの参考になれば幸いです。
- キャッシングの基礎知識「金融機関による金利の違いはどれくらい?」
-
以前に比べると金利は下がってきています。これは高金利が社会問題になる度に、出資法や利息制限法の制限利息等の見直しがされてきたことに加え、最高裁判例によって制限利息を超える利息がすべて無効になったことが原因です。
最近では、借金の目的によって金利を変えるところも出ています。例えば、出産費用にあてる目的や子供の教育費にあてる目的のように、借金の使用目的がはっきりしている場合には、金利を低くするのです。
借金の使用目的に限定のないものの場合、一般的に以下のような金利水準の順番になっています。
・労働金庫やJAなどで年利7%〜9%
・銀行の個人対象の貸付けの場合で年利10〜14%
・大手消費者金融で年利18%程度
ただし街金と呼ばれる消費者金融の場合はこの限りではありません。
加えて、さらに悪質な貸金業者になると、出資法の制限利率すら無視した高金利で貸し付けています。
貸す側にしてみれば取立の難しさの違いから金利の差があるという理由もあるのでしょうが、住宅ローンの金利が低いところで1%以下という水準であることを考えればいかに高利かが分かります。
個人対象の融資だけでなく、事業者向けの融資にしても金利の違いがあります。
銀行や信用金庫などの融資であれば年利4〜5%程度のものもあります。
さらに地方公共団体などの利子補給が受けられれば利息はもっと低くなります。
これに対していわゆる商工ローンになると、利息制限法ギリギリの金利です。
また、闇金融と呼ばれるところは、出資法の制限利率すら無視しています。半月で一割という利息すら稀ではありません。
このような高利での借金をすると、返済することはまず不可能です。
そして闇金融の業者同士は互いに連絡を取り合っている場合があり、支払期日に他の業者が次々にダイレクトメールを送ってきます。そして最後は多重債務者となって破綻することになるのです。
<続く>
借金地獄に陥らないためには、なるべく借金をしないことが良いのは当然として、どうしてもキャッシングなどを利用しないといけない場合でも、なるべく低い金利で、なるべく信頼のおける金融機関を利用するのが鉄則です。
参考になさってください。
>> キャッシング金利比較ランキング+口コミ(2024年10月)